ねことつくねとDIY。

総勢13匹のねことつくねの日常、DIYと映画。

第18話 160×100のハンガーラック製作記

 今日はうれしいことがありました。

 

『選手権で静岡学園が24年ぶり2度目の優勝!』

 

まだ静岡にきて10年のにわか県民ですが今年静岡サッカー100周年の盛り上がりの中、前日の藤枝順心の優勝に続き静岡学園が見事な逆転勝利。

 

すげー感動しました。

おめでとうございます。

これで県大会決勝で敗れた富士市立も更に胸張って次を目指せるかと思います。

(HACHIが市立になる前の吉原商業出身なんでちょっとうれしいんです)

 

ただお正月のDIY三昧が終わり今週はママチャリGP、自分の試合、選手権応援と力いっぱい遊んでいたため久々に三日間のお休みで新しいものは何も着手しませんでした。

 

ですが!先日知り合いに頼まれてたハンガーラックを日曜日に設置にいって無事納品を完了したのでそちらの製作記を残そうと思います。

 

きょうのお題目

タイトル:160×100ハンガーラックを作る!

 今回は久々に他の人に頼まれて作ることになったので事前に見積もりとしてある程度のヒヤリングを実施、その中でサイズ、予算から材料を選定、また段数や棚の高さなど細かく要望を聞いた後に正確な見積もりを伝えOKが出たのでそこから製作開始となりました。

設計図

今回は枠、棚板はSPF材を使うことにしました。

理由としては

・耐久性

・予算

・反りの少なさ

というところからこの材質になりました。

個人使用なら色の出やすさと木目の好み、あとはいつでも直せるというところから野地板を選びますがやはり今後のことも考えると耐久性は非常に重要。ほんとは杉材を使いたいけどそうすると予算がどうしても上がるというところからの妥協案でこの選択になりました。

材料サイズ

枠:160×100×50で3段とれる枠を2セット作ります。

2×4SPFホワイトウッド:160㎝ 4本 42.4㎝ 8本

なので木取図のように2×4が6本になります。

カインズ価格398円×6本➡2388円。

棚板部分:最下段、2段、最上段の3セット作ります。

1×4SPFホワイトウッド:100㎝を4本ですのこ組、これを3セット

Ⓐとして100㎝×4枚×3段で12本。間隔は一応計算してありますがおそらくは現地合わせです。

カインズ価格278円×12本➡3336円。

すのこを組む縦の棒Ⓑは杉材4㎝×1.2㎝で図のように42㎝で用意しておきます。これはウチにあった物で使用。

あとは90㎝のアルミポールとそれ用の両側受け金具。

カインズ価格 90㎝ポール598円、受け金具248円×2個➡1094円。

工程1:材料の下処理、カット

はい、ここはいつものようにできるだけなくしたいでも時間をかけないと仕上がりに明らかに影響する部分です。修行です。

今回SPF材をフルで使う為塗装がやはりのりづらいというのがあります。なので二度塗りの前提でやりますがサンダー掛けは手を抜かず120でひたすら削ります。

工程2:枠の組立

今回もダボとビスの両方で組んでいきます。ここでちょっとミスりました。

写真のように今回はダボ2本あわよくばビスなしでもいけるか?という算段で試しにやってみたのですがどこかで雑になったのか微妙にダボ穴の位置がずれました。

みての通りです。組んでみてなんかいまいち合わないなあと思いながらとりあえず組んだのですがやはり少しななめっています。

工程を思い直してみていくつか思い当たる要因があったので次回の参考にします。

がとりあえず今回は2本のダボのうち1本をカット、いつも通りビス②、ダボ①で組みなおしました。

これを2セット組みました。

工程3:棚板の作成

これは完全に現地合わせです。

事前にすのこ板部分は下処理、カット、塗装。

上記のようにいったん枠を固定しここに直接棚板4枚を並べてそれらを配置。

反りなどでやはり設計図通りにはいかない為ここでバランスをとって裏から補強用のⒷを実際に当てて採寸、マーキング。それをクランプで固定してからのビス止め。

こんな感じで最上段から順にすのこを作っていきます。

これも個人使用ならこのまま組んで完了なので棚板を直接枠にビス止めしちゃうのですが今回はパーツで組んで現地に運びそこでまた正確に組み立てないといけない。

なのですのこでサイズをきっちり決めておかないと現地でいろいろサイズ合わせなんてしてられない。だってむこうにいったらなるはやで人様の自宅を汚さないように最小限の作業で終わらせないといけないからです。

最上段下からの図

2段目採寸。

最下段用ですが便宜上ここで合わせました。

工程4:仮組、バランス、ポール取付

で先ほど作成したすのこ板を使って仮組。

金具もここで取り付けます。前回作ったときの一番の失敗がこの部分の耐久性。

3点止めの金具を使用したためにハンガーのキャパオーバーでビス部分が破損、修理を何度かしたことがあるので今回は4点止め、ちょい大型に変更しました。

工程5:再塗装

前回の組立で終わってもよかったのですがなんとなくここで無駄にもっといい色にしてあげたいなと思いまして。

正直材料費予算からするとここまでで十分だとは思うのですがお世話になった人だったのでもう少しこだわりを持ちたいなと。

この時点では塗装、クリアスプレーでコーティングだったのですがもう少しトーンを深くするためにブライワックスで仕上げました。

これもまだワックス仕上げ前です。

でワックス仕上げ後。わかりますか?やっぱりやってよかったです。かなりいい色に仕上がりました。

あと3段目におまけで野地板のハーフ棚板をつくっておきました。これも今回だけの特別サービスです。

完成

実際にお宅に行って組み立て完了後の写真です。

すのこには事前に組み立て用のビス止め用下穴はあけてあります。

現地に行って枠を立てすのこをサイズ通りはめ込んでからビス止めすれば正確に組み立ても一人でできます。

実際に色合いが既存の木部といい感じにマッチしてよかったです。

ここがあまりに違うと正直ちょっと微妙になっちゃうしね。

実際にモノをかけた感じがこちらです。(許可済み)

気に入ってもらえたようでうれしいです。

ご相談価格:15,000円(税別)

木部材のみの金額が6,818円。

これに塗料代、ビス代、ワックス代を加えると+1,000円くらい

(使用分でざっくり換算、ワックスなどは初回購入で3000円程度普通にします)

ここに製作時間が12時間くらいかかったので上記金額となります。

配送組み立ては県東部でしたら上記額内で、高速が必要(目安1時間以上)になると交通費を事前に相談していただく形にはなります。

これで納得していただける方がいましたら全然ご注文は受付けます。

もし興味がありましたらご相談ください。

 

最後までご覧いただきましてありがとうございます。@YUCHI

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