タイトル:ハンドメイドの「境界線」ってどこにある?その②
前回のブログでは「趣味と仕事」の差についてお話ししました。
趣味が仕事になったらいいなって思うことは誰でもあると思います。
でも逆に仕事じゃないからこその趣味っていう考えもあるんですよね。

■製作現場でのジレンマ
効率よく作ろうとすることによって現場で直面するジレンマがあるんです。
ハンドメイドの魅力はなんといっても「一点もの」。しかし、それを仕事として成立させようとすると、避けて通れないのが「同じものを複数作る」ということ。
これってなんかおかしな話ですよね。作家としては「同じものは一つとしてありません」ってうたっているのに同じものを何度も作ろうとする。一つ売れたらもう一つ作る。当たり前のことですが、ここからが悩みの種になります。
特に木工の場合、手作業だけで全く同じクオリティのものを量産しようとするとけっこうな時間と体力を消耗します。そこで「効率化」のために機械を導入し、作業工程をシステム化していくことになります。

いかに工数を減らして生産速度を上げるかを考えていくと自分はクリエイターなのか工場の管理者なのかって悩みだすんです。
機械を使えば、カットの精度は上がり時間は短縮されます。それはビジネスとしては正解です。でもハンドメイドっで何かそうじゃないし、そもそもが趣味なのに作る工程を楽しめないなんて本末転倒じゃん。ここが趣味と仕事の境界線であってほんとに悩みどころなんですよね。
■ここでもまたやってくる境界線
楽をしたいわけじゃない。でも作りたいものは増えている。
「機械による正確さ」と「手仕事のぬくもり」。この二つはどこまで同居できるのか?
効率を追い求めることでハンドメイドとしての本質がなくなってしまうんじゃないか?

Creemaではハンドメイドではなく普通の企業や職人が販売することが当たり前になっています。YUCHIはジャンルが限られているので他はわかりませんが少なくとも家具や木工は企業や店舗が上位ランキングを占めている気がします。それを否定しているわけじゃないんです。ただずっともやもやしているこの境界線が業界の中でビジネス化しているなって感じちゃうんです。
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