タイトル:ここにこ・コンセプト負け
先日ここにこ手づくり市に出店してきました。
東京ハンドメイドマルシェ、
御殿場やまびこフェス、
そして今回のここにこ手づくり市。
毎回イベントに合わせて商品を選んでいたのですが今回ははずしました。
はじまってしばらくして明らかにやらかしたなーという実感。
そして見事に結果にでました。
一日たってある程度考えがまとまったのでその検証をしたいと思います。
想定客層:こども館なのでこども向けアイテム。
この考え方自体は間違っていなかったと思います。
ただ、こういった育児支援施設のような場所はどちらかというと体験型。
こどもが使う→子供が買える 〇
こどもに使う→親が買う ×
この理屈が正解かなと思いました。
例えば。。。
キッズベンチ 5,000円
キッズテーブル 7,000円
こどもは買えない。
子供連れの親はいきなりこの価格を衝動買いしない。
こんな感じでちょっとずつターゲットのズレた商品構成になっていたと思います。
商品軸その1:用途がわかりづらい。
これはまさに痛いところをつかれました。
今回POPで説明文をつけたのですが、そもそもPOPを読まない。
勝手な言い分ですが。。。
東京ハンドメイドマルシェ 入場料 1200円くらい
やまびこフェス 入場料 7000円くらい
ここにこ手づくり市 入場無料
ここですでに
『購入意欲』
『想定単価』
に大きな差がありました。
そもそも『今日はいいものを探して何か買おう』と思って意気込んで来場される有料イベントと『休みの日にこども館でハンドメイドイベントあるらしいよ』では明らかに違いがある。
そこに必要なのは
1:一目見てわかる商品と用途。
2:それが欲しいと感じる価格帯。
が重要で作り手側の『売りたい』が前面に出ていてはだめだと実感しました。
商品軸その2:シンプルなものが好まれる土地柄。
これも自分が感じたものですが、
YUCHI.WOODYWORKSはほかにないオリジナルを届けたい。
それに加えてある程度とがっていないと先人にはかなわない。
目立たなければ今後、商売として成り立たせるのが難しい。
この想いからデザインをしているのですが、やっぱり木製品は木目が好まれる。
色ものよりもナチュラルな風合いで勝負するべきでした。
特にその1とその2をクリアするためには『購入意欲』が重要。
その意味でも入場無料イベントは商品コンセプトとして
①わかりやすい
②やすい
③派手じゃない
が重要だと実感。
今回はそこが完全にズレていての結果でした。
結論:イベント別商品企画の練り直し。
です。
しばらくはシンプル&リーズナブルをYUCHI.WOODYWORKSで試してみます。
商品がそろってHACHIのOKが出たら3月末の富士川道の駅で出店してみようかと思います。
今回はいい経験になりました。
イベントレポートは別の形でまたやります。
YUCHI.family。
もずく♀、ささみ♂、ししとう♂。